医院ブログ

2016.07.06更新

こんにちわ。京都市伏見区醍醐の長谷川歯科医院の長谷川昌史です。

気温がぐっと上がりいよいよ夏ですね。四季の中で夏が一番好きなので、ワクワクします(^ ^)

 さて「歯周治療に必要なもの」は、ずばり、「ブラッシング」です。

 

 

TBI

 

な〜んだ歯ブラシかっと思われるかもしれません ( ゚∀゚ )

 

歯垢・プラーク(細菌の塊)は歯ブラシでこすることで必ず除去することができます。

うまく歯垢・プラークに歯ブラシが当たっていないと除去することはできません。全ての歯の面に歯ブラシを当てて、こすることが大事です。

しかし、実はこれだけでは全ての歯垢・プラークが除去できてるわけではありません。

歯周ポケットの奥は歯ブラシでは除去できません。また、歯石(石灰化してしまった歯垢・プラーク)は歯ブラシではとれません。

さらに歯石があるとそのまわりに歯垢・プラークがつきやすくなります。

 

歯ブラシではとれない汚れを除去し、その周囲歯肉を健康な状態に戻すお手伝いをすることが歯科医院の仕事です。実際には超音波スケーラー、ハンドスケーラーといった器具で歯ブラシでとれない汚れや届かない部分をそうじしていきます。

 

そうすると歯肉が引き締まり、歯周ポケットは浅くなりご自宅での歯ブラシがさらに効果的になります。

 

そうなると、さらに今まで見えなかった歯石や、歯周ポケットの磨き残しが見つけやすくなり、歯科医院でそういった汚れを除去していきます。

 

つまり、ご自身によるケア(ブラッシング)と歯科医院でのケアの両方が必要で、どちらが欠けてもダメです。歯周病治療は患者さんの協力があって初めて成立するんです。

 

当院では積極的に歯ブラシ指導をしています。また補助清掃具(歯間ブラシ、フロスetc)のご案内もしています。気になることがあればぜひご相談ください。

 

猛暑です。どうぞご自愛ください( ゚∀゚ )

投稿者: 長谷川歯科医院